雲龍の笛をご紹介します。

笛には、それぞれに広がる世界があります。一つひとつの笛が、語り部となり世界をつづっていくのです。


木の実之笛(きのみのふえ)

私の笛の原点です。
五歳の時に、夙川の浜(兵庫県西宮市)で見つけた、貝殻に流木に軽石・・。
それを吹いていた頃の気持ちをいつまでも忘れないようにといつも願っています。
初心を忘れないための笛。この笛は祈りの気持ちの音。

山辺之土笛(やまのべのふえ)

奈良県、山辺の道を歩いて見えてくる大和平野の風 と光。

吉佐美之石笛(きさみのいしふえ)

2005年の3月、伊豆下田の吉佐美海岸の洞窟(風穴)
で授かった自然そのままの石です。石笛は、石笛は、古代 から
天と地を一つにするはたらきがあるとされます。
古代風の光、水のながれを感じます。

那須之土笛(なすのつちふえ)

那須高原の方に戴いた笛。 
静かな苔の下露を感じる音がします。

亀之土笛(かめのつちふえ)

ネイティブアメリカン・ホピインディアンの土笛。
ホピの世界では、亀は、一歩づつ歩む姿に幸せを感じるといわれる。
幸せをまねく笛。

プエブロの土笛(ぷえぶろのつちふえ)

ネイティブアメリカン・プエブロインディアンの土笛。
水の惑星・青い地球を感じる笛。森の中で、枯れ葉の積もる土の上に座り
土の中の温もりを感じ、見上げる木々の枝の隙間から太陽の光と
青い空を眺め、青い空気に包まれると、大地から大きな気を感じます。
地球空間の中を循環しているような気持ちにさせてくれます。

ノアの箱笛(のあのはこふえ)

ノアの箱船を感じさせる笛ですが、とっても優しく
小さな響きのする笛です。

小管(しょうかん)

小鳥のさえずりや、透き通った音色がします。


コアガラスの笛(こあがらすのふえ)


「コア(芯)ガラス」とは、耐火粘土の芯型を使って 作られた、古代メソポタミアやエジプトの、きせガラス器の事です。
この透明感のある不思議な笛は、コアガラス作家・ 松島巌氏の作品です。
本当は笛ではなく、工芸作品として出展されていた品物でした。
この品を、笛として吹かせて頂いていると、何ともいえない響きを感じます。
手や息の温もりで、倍音し始め、共鳴しあい、耳には聴こえてこない振動も身体で感じることができるのです。
この笛には、古代の空気や光が現れ、精霊の響きを感じ色と音の融合をも感じることができるのです。


ネイティブアメリカン・ベアフルート

吹くところと指穴の間に、魂とされる熊をかたどった姿があります。
熊の腹の部分に息が通り響いてきます。
熊は、大地の精霊とされ、この笛は大地からのメッセージを伝えています。


ネイティブアメリカン・ココペリフルート


ネイティブアメリカンの精霊(カチーナ)の一人。カチーナとは、「尊敬すべき精霊」という意味 だそうです。
動物、植物、鉱物の霊、雲や星の霊、実在した人間の霊なども含まれています。
カチーナは、神様ではなくて、人間と神様の中間に位置する存在です。
私は、天と地の境、天空の響きを、この笛から感じています。



蜻蛉之笛(かげろうのふえ)


この笛は、ネイティブアメリカンフルート(イ ンディアン・フルート)をベースに、日本の煤竹(300年前)でできています。
ネイティブアメリカンの音でもなく、日本の響 きでもない新たな響きが感じられます。
蜻蛉とは、日本は古代からトンボの国といわれています。蜻蛉の精霊を感じ、その響きをあらわします。



風之笛(かぜのふえ)


蜻蛉と同じく、インディアンフルートがベースで、日本の篠竹を使っています。
インディアンフルート本来の野太く風を感じられる響きが再現されています。
音色は、少し細く弱い感じがしますが、私は風そのものを感じられる笛として大変気に入ってます。



相模之笛(さがみのふえ)


この笛は、能管であって能管でない新たな笛を、と笛師の方にお願いしてできた笛です。
今は絶えてしまった平安時代の笛を復元して頂きました。
相模に伝わる神事の横笛といわれ、別名に相模流能管といわれます。
私は、この笛に大自然そのものの響きを感じています。



香具之笛(かぐのふえ)

蜻蛉之笛と同じく、大阪泉佐野市で300年たった民家を解体する時に戴いた煤竹でできています。
笛師の方にお願いして、西暦2000年に笛として生まれ変わりました。
笛の吹き初めに、奈良県の笛吹神社を選び行いました。
奉納前夜、私の夢に現れて笛を吹いて下さった神様が、再び神社での奉納の時にも、
拝殿の奥に現れて一緒に笛を奏でて下さいました。
その時の音色を大切にして、私は「音寿・おとほぎ」の曲として祝事に吹かせて頂いています。
笛吹神社には、天の香具山之命がお祀りされていて、その時から「香具之笛」と呼ばせて頂いています。

江平之笛(えだいらのふえ)


福島県玉川村小高の沢の跡から出土した笛。
横笛のそばには、天平15(743)年3月と記された木簡があり、笛は水を含んでブヨブヨとしてバラバラででしたが、
天平の音色をよみがえらせた いという願いにより、笛師田中敏長氏によって復元されました。
この笛は、その試みのお仕事の中で直感を得て作られたものです。
出土地にちなんで「江平之笛」と呼んでいます。この笛を吹いていると、天平の昔に大和に吹く穏やかな風の香りが感じられます。


北印度之笛(きたいんどのふえ)


別の名を、北インドのサンタル・バンスリーといいます。 
この笛の音には、広大な大地に続く一本の道を感じます。
その道を歩いていると、様々な時空間を旅しているような気持ちになります。
太い竹でできた、この笛は、心の奥にまで響き柔らかな音色に包まれます。
絶えず何かを感じ、学びの手助けをしてくれる笛です。




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